2024.09.17 「状況に応じて自ら考え行動する」

7つの習慣の第1の習慣「主体性である」について。

「主体的である」という習慣は、看護師としての成長に欠かせない要素です。特に教育する立場としては、ただ業務をこなすだけでなく、自ら考え行動できる看護師を育てることが重要だと感じています。主体的であるとは、環境に流されず、自分自身の判断で適切な行動を取ることです。これを教育の場で伝えるには、まず自分自身がその姿勢を示すことが大切だと思います。

例えば、小児科クリニックでは日々異なる患者さんが来院し、それぞれの状況に合わせた対応が必要です。新人や後輩看護師に対して、私は単に指示を出すのではなく、状況に応じて自ら考え行動する機会を与えるよう心がけています。その中で彼らが失敗しても、それを学びの機会と捉え、次にどうすれば良いかを共に考えるようにしています。

また、主体的であることは、他のスタッフや患者さんとの信頼関係にも繋がります。教育者として、看護師一人ひとりが自分の役割に責任を持ち、積極的にチームの一員として貢献できるようサポートしていくことが、結果として質の高いケアの提供に繋がると信じています。

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