2025.09.25 「患者様の不安にまず寄り添い、気持ちを理解した上で説明する」
皆さま、こんにちは。
当院では毎朝の朝礼で「7つの習慣」の一節をスタッフが順番に発表し、日々の業務にどう活かせるかを考えています。
本日は「まず理解に徹し、そして理解される」という習慣について発表しました。

医療現場では、患者様のお話を伺う場面が多くあります。
そのときに、私たちが一方的に規則や制度を説明するだけでは、患者様の不安を十分に取り除くことはできません。
たとえば、「保険証の期限が切れてしまった」というご相談があったとき。
ただ「保険が使えません」と伝えるのではなく、
「今日は受診できるのか」「費用はどうなるのか」といった患者様の不安にまず寄り添い、気持ちを理解した上で説明することが大切です。
相手の立場を理解する姿勢を持つことで、こちらの説明も受け入れていただきやすくなり、安心感にもつながります。
そしてその積み重ねこそが、患者様に「また来たい」と思っていただける信頼関係の土台になるのです。
今日も私たちは「まず理解する」ことを心がけて、患者様と向き合ってまいります。

