2025.10.05 「まず理解に徹し、そして理解される」
本日は「7つの習慣」の第5の習慣について、業務での実践をお話します。
第5の習慣は「まず理解に徹し、そして理解される」というものです。私たちは日々、患者さんや保護者の方に、大切な情報を伝え、安心を提供しています。しかし、その前に「相手が今、何を考え、何に不安を感じているのか」を本当に理解できているでしょうか?

特に小児科では、お子さんの病気だけでなく、保護者の方の不安や心配も診察室に持ち込まれます。
今日から私たちは、「傾聴」の姿勢を一段と深めてみませんか。
話を聞くときは、手を止めて目を見て、途中で遮らずに最後まで聞く。そして、「〇〇が一番ご心配なのですね」と相手の言葉を要約して確認する。
相手が「この看護師さんは私の話をしっかり聞いてくれた」と感じたとき、初めて私たちは信頼され、私たちの伝える情報もスムーズに受け入れてもらえます。
患者さんへの理解が深まるほど、信頼関係も深まります。この第5の習慣を意識して、今日もより良いケアを実践していきまたいと思います。

