2025.11.30 「分かりやすいコミュニケーション」
先日、お子様の2回目のインフルエンザワクチン接種をご希望されて来院された患者様がいらっしゃいました。
しかし、お持ちいただいた接種手帳には1回目の記録が一切なく、接種間隔を正確に確認することができない状況でした。
ワクチン接種は適切な接種間隔を守ることが安全確保のために非常に重要です。
そのため、私たちはその場での接種を行うことはできず、状況を丁寧に説明し、お断りせざるを得ませんでした。

患者様やご家族にとっては「なぜ接種できないのか」と疑問や不安が残ったかもしれません。
しかし、この経験を通じて、私は改めて「7つの習慣」の中でも特に次の2つが大切であると実感しました。
◆ 第一の習慣:主体的であること
状況が曖昧なまま進めてしまうと、患者様にリスクが生じてしまいます。
私たちは医療者として、安全を守るために主体的に判断し、基準を守り抜く必要があります。
「たぶん大丈夫」という気持ちに流されず、
“安全を最優先に決断する”という主体性が求められます。
◆ 第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
患者様にとって、ワクチンが接種できないという事実は「なぜ?」と思うのが自然です。
そのため、私たちはまず患者様の不安に寄り添い、
「不安なお気持ち、よく分かります。」
という姿勢で理解に徹する必要があります。
そのうえで、
「安全を守るために、接種間隔の確認が必要である」
という医療側の考えを丁寧にお伝えすることで、初めて相互理解が生まれます。
◆ 今後に向けて
類似のケースは今後も起こり得ます。
だからこそ、私たちは引き続き
安全性を守る主体性
患者様への寄り添い
分かりやすいコミュニケーション
の3つを大切に対応してまいります。
患者様が安心して来院できるクリニックづくりのために、これからもチーム一丸となって取り組んでまいります。

