2025.06.25 「本当に今、一番大切なことは何か?」
今回は「7つの習慣」より、第3の習慣『最優先事項を優先する』について、私自身の業務の中で感じたことや意識している行動についてお話しさせていただきます。

◆最優先事項とは何か?
医療事務の現場では、電話対応、受付、会計処理、保険証の確認など、本当に多くの業務に日々追われています。どれも大切な業務ですが、私がこの習慣を学ぶ中で特に意識するようになったのは、
「本当に今、一番大切なことは何か?」という問いを常に自分に投げかけることです
◆目の前の患者様に“安心”を届ける
忙しい時こそ、業務に追われて「次の作業」に意識が向きがちになります。
しかし、患者様が不安そうな表情で座っていらっしゃるのを見たとき、私はできるだけ一度手を止めて声をかけるようにしています。
例えば──
「お待たせして申し訳ありません。もうすぐご案内できますので、安心してお待ちくださいね。」
「ご不安な点などございましたら、いつでもお声かけください。」
たった一言でも、患者様の表情が少しやわらぐことがあります。この“小さな配慮”が、実は患者様の「また来たい」という気持ちにつながり、リピート率の向上にも貢献できると感じています。
◆忙しいときこそ、「優先すべきこと」に集中する力を
日々の業務の中では、どうしてもTo Doリストが膨らみ、目の前の“緊急ではあるが重要ではないこと”に振り回されがちです。
そんな時にこそ、「今、一番大切なことは何か?」という問いを忘れず、患者様一人ひとりと向き合う姿勢を持ち続けることが、私たちの役割だと改めて実感しました。
◆最後に
「最優先事項を優先する」とは、単なるタスク整理の話ではなく、自分の価値観に基づいて行動を選ぶ力を養うことだと思います。
私自身、まだまだ実践途中ではありますが、これからもチームの皆さんと一緒に「安心と笑顔」を届けられる行動を意識していきたいと思います。