2024.08.28 「患者さんが納得できる形で治療を進める」

こんにちは、皆さん。今回は、スティーブン・R・コヴィーの名著『7つの習慣』から第四の習慣「Win-Winを考える」について、外来看護師の視点でお話ししたいと思います。

「Win-Winを考える」とは?

「Win-Winを考える」とは、自分だけでなく相手も満足できる結果を追求することです。これは、単なる妥協ではなく、お互いのニーズや目標をしっかりと理解し、最善の解決策を見つける姿勢を指します。

たとえば、ある患者さんが治療方針に対して不安を感じている場合、私たちはその不安を十分に聞き取り、理解し、患者さんが納得できる形で治療を進める必要があります。これによって、患者さんの健康を守りながら、私たち医療専門家としての責務を果たすことができるのです。これはまさに「Win-Win」のアプローチです。

チーム内の「Win-Win」を考える

「Win-Win」を考えることは、患者さんとの関係にとどまらず、チームメンバー同士のコミュニケーションにも当てはまります。忙しい業務の中でお互いの負担を減らすために協力し合い、全員が効率的に働ける環境を作り出すことも、立派な「Win-Win」の実践です。

こうした姿勢は、患者さんとの信頼関係を深めるだけでなく、チーム全体の一体感を高め、より良い医療サービスの提供につながります。

まとめ

「Win-Win」を意識して日々の業務に取り組むことで、私たちは患者さん、同僚、そして自分自身にとって最良の結果を生み出すことができます。これからも「Win-Win」を念頭に置き、患者さんやチームメンバーと共により良い医療を提供するための努力を続けていきましょう。

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