2025.10.15 「より丁寧で思いやりのある対応」
本日は第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」についてお話します。
この習慣は、ゴールを明確にして行動を組み立てる習慣です。インフルエンザワクチンの接種が始まり忙しい中でも、目の前の作業に追われるのではなく、「子どもたちが安心して、安全に予防接種を受けられること」「保護者が納得し不安なく帰宅できること」という理想のゴールを心に描くことで、声かけや動き方にも一貫性が生まれます。

例えば、泣く子に対してただ急ぐのではなく、「この子にとって“注射は怖くても大丈夫だった”という記憶を残す」ことを目標にすれば、抱っこの姿勢の工夫や言葉選びにも丁寧さが宿ります。また、待ち時間が長くなる時こそ接種前後の流れをどうスムーズにするかという視点で段取りを整えることが重要です。
本日も子どもたちが安心して受診できることを意識し、より丁寧で思いやりのある対応を心がけていこうと思います。

