2025.10.30 「一声かけるがチームを変える」

10月よりインフルエンザの予防接種が始まり、1ヶ月経ちました。
この時期は、毎年のように予約や接種対応で忙しくなる一方、
保護者の方が「母子手帳」や「予診票」を忘れてしまうことも少なくありません。


中には、寒い中や雨の日に、お子さんを連れて一度帰宅し、再び戻ってきてくださる方も
いらっしゃり、その姿を見て、スタッフとして胸が痛くなることもあります。

そこで、「これは、患者さんの問題ではなく、私たちの『一声』で防げることではないか」
と気づきました。

■ 「第1の習慣:主体的である」
7つの習慣の中で言われている「第1の習慣」は、“主体的である”ことです。
つまり、問題が起きた時に受け身になるのではなく、
起きる前に自らの行動を変えて、予防する力を持とうという考え方です。

今回のケースでは、受付や電話対応の際に、
「母子手帳と予診票を忘れずにお持ちくださいね」
と一言お伝えするだけで、患者様の負担や不安を大きく減らせることに気づいたのです。

■ 「第2の習慣:目的を持って始める」
そして「第2の習慣」は、“目的を持って始める”です。
ただ業務をこなすのではなく、「最終的に患者様に安心して帰っていただくこと」をゴールとして
意識することが大切です。

そのために、自分たちがどんな言葉をかけるか、
どんな準備をするかが変わってくる──

■ 「一声かける」がチームを変える

「バタバタしていると、つい当たり前のことを流してしまう」
そんな日々の中で、一つひとつの気づきを行動に変えていくことが、
患者様との信頼をつくり、チーム全体の意識を高めていくことにつながると感じました。

今週の私たちの合言葉は、
「一声かける」。

これを意識して、スタッフ全員で温かいクリニックづくりを目指していきます。

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