フルミストとは、針を刺すことなく接種できる季節性インフルエンザのワクチンです。注射をしないので、当然痛くありません
効果の持続期間は1年間!

インフルエンザの流行期をすっぽりとカバーできます。受験生に特におすすめです。
また鼻の粘膜に直接免疫ができるので、ウィルスの侵入を直接ブロックしてくれます。

両鼻にワンプッシュずつスプレーします。
ワクチン液を鼻の中に噴霧するだけで投与できるので、皮下注射と異なり、針を刺さないため痛みはありません。
しかし、鼻水が多い、泣いてしまう場合には十分な効果が得られない場合があるので、お子様には可能な限り保護者の方からご説明いただき、出来るだけ良いコンディションで受けられるようにお願いします。

不活化ワクチンが A型2種類、B型2種類の4種類の株が入っているのと同様、フルミストも4種類の株が入っています。
不活化ワクチンとの違いは、直接鼻腔に免疫をつけることが可能であるため、気道粘膜に免疫がつくので、予防効果が高いと考えられます。
生のウイルスを弱毒化した生ワクチンであるため、流行するインフルエンザと株が違っても効果が期待でき、発症を軽症化させることうが知られています。(しかし100%かからない、ということでないことはご承知おき下さい。) また、不活化ワクチンの予防効果が4か月程度であるのに対し、約1年効果が続くと言われています。

1回:9,000円 ※1回の接種で1年間効果があるとされています。

5歳〜49歳
※添付文章では2歳から可能ですが、「泣かずに、息を吸ったり止めたりができる」ことが必要であり目安として5歳~としております。5歳未満の方で強いご希望があればご相談ください。

保険証保険証、医療証、母子手帳(中学卒業までの方)、チェックリスト予診票を印刷の上、記載してお持ちください。

・卵、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン、その他インフルエンザワクチンに対し、重度のアレルギー、アナフィラキシーの既往がある
・重度の免疫不全である もしくはその様な方とかかわることがある
・アスピリン服用中 である(※基本フルミスト接種後4週間はアスピリン服用はしない)
・抗インフルエンザ薬服用中 である
・ギランバレー症候群に罹患したことがある
・妊娠中である、妊娠の可能性がある
・明らかな発熱がある、鼻汁、鼻閉がひどいなど体調がすぐれない

・不活化ワクチン→接種間隔をあける必要はない
・生ワクチン→4週間あける
・不活化インフルエンザワクチン→最低2週間・可能であれば4週間あける
・新型コロナワクチン→前後2週間あける

生ワクチンですので 30~40%の方は接種後3日~7日まで鼻炎症状が出現し、その他、咽頭痛、咳など軽い感冒症状を数日認める場合があります。
ごくまれに、発疹、じんましん、アナフィラキシーショック、ギランバレー症候群などの重篤な副反応を起こす可能性は他のワクチン同様に否定できません。

※重篤な副反応出現時
ワクチンによる健康被害が起こった場合、国内未承認の輸入ワクチンであるため、公的な補償制度は適用されません。
輸入元の副作用被害救済制度はありますが、補償のための要件は細かい規定があり、ワクチンによる副反応と認定され、補償制度が適用されるためには厳しい行程があり、補償は限定的であることを十分ご理解下さい。
※2003年にアメリカ食品医薬品衛生局(FDA)に認可されたワクチンでアメリカでは10年以上の安全な実績があります。2011年からヨーロッパでも認可され発売されておりますが、日本では残念ながら未承認です。

参考:
https://www.flumistquadrivalent.com

PAGE TOP