HPVワクチン男性任意予防接種の助成について
こんにちは、有明こどもクリニック豊洲院院長の村上典子です。
本日は男の子のHPVワクチン接種について重要なお知らせがあります。
新たに11歳から16歳の男の子を対象としたHPVワクチンの任意接種に対する費用の全額補助が開始されました。
対象の方で接種をご希望の方は下記の流れとなります。
1. 接種接種前に江東区から接種券及び予診票の交付を受ける。
2. 接種券及び予診票と同封する案内に記載のある医療機関に予約をし、接種券及び予診票と母子手帳を持参し、予約をした医療機関で接種を受ける。
詳細は江東区のホームページ:【HPVワクチン男性任意予防接種の助成について(令和6年6月スタート)】をご確認ください。
この機会に、ぜひHPVワクチンの接種を検討いただけたらと思います。
HPVワクチンとは?
HPVワクチンは、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染を予防するためのワクチンです。HPVは、将来的にがんを引き起こす可能性のあるウイルスであり、特に子宮頸がんや咽頭がん、肛門がんなどのリスクを高めます。
なぜ男の子も接種が必要なのか?
HPVは男女ともに感染するリスクがあり、男性もHPV関連のがんを発症する可能性があります。具体的には、以下の理由から男の子の接種が推奨されています。
- 予防効果:HPVワクチンを接種することで、将来的にHPV関連のがんを予防することができます
- 感染拡大防止:男性がワクチンを接種することで、HPVの感染拡大を防ぎ、女性パートナーの感染リスクも減少させます
接種のタイミングと回数
HPVワクチンは、11歳から16歳の間に接種することが推奨されています。接種は3回に分けて行われます。
費用の全額補助について
今回の補助制度により、11歳から16歳の男の子に対するHPVワクチンの任意接種費用が全額補助されます。この機会を逃さずぜひ接種をお勧めします。
- 対象年齢: 11歳から16歳の男の子
- 補助内容: HPVワクチン接種の全額補助
- 申込方法: クリニックの受付またはお電話でご予約ください
予約と接種の流れ
- 予約: お電話またはクリニックの受付にて予約をお願いします。
- 初回接種: 予約日にクリニックにお越しください。初回接種を行います。
- スケジュール確認: 医師と接種スケジュールを確認し、2回目、3回目の接種日を決めます。
- 定期的な接種: スケジュールに従って、2回目、3回目の接種を行います。
お問い合わせとご相談
HPVワクチンについてのご質問やご不明な点がありましたら、いつでもクリニックまでお気軽にご相談ください。